お知らせ
2019.05.30
日東薬品工業は、5月24日、社会貢献活動の一環として、京都府向日市に800万円を寄付しました。これは、向日市の子育て支援を目的に、乳幼児のヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib)の感染を防ぐためのヒブワクチン接種と、同市が実施しているブックスタート事業の推進に役立てられます。
日東薬品工業は、2010年から毎年800万円の寄付を継続しており、今回で10年目となりました。寄付を通して地域との結びつきを強めるとともに、向日市の未来を担う子供たちの健やかな成長を願い、これからも支援を続けてまいります。
ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(Hib):
乳幼児の細菌性髄膜炎を引き起こすウイルス。Hibによる細菌性髄膜炎にかかると、1カ月程度の入院と薬による治療が必要となりますが、治療を受けても約5%が死亡し、約25%に発育障害などの後遺症が残ってしまう怖い病気です。予防接種は生後6カ月から2歳の間に4回接種することがすすめられています。
向日市では、日東薬品工業の寄付活動がきっかけで、京都府内で初めてHibワクチンの助成金制度が開始されました。
ブックスタート事業:
1992年にイギリスではじまった、赤ちゃんと保護者が絵本を開いて楽しいひとときを分かち合う運動です。向日市では、2011年からブックスタート事業を開始しました。
乳児後期診断で保険センターを訪れた親子に絵本の読み聞かせを行い、2冊の絵本や図書館情報が入った「ブックスタートパック」をプレゼントしています。