安定供給のために

すべての患者さまや、世界中の人々のために、「品質の確保を最優先として、生産性を両立させること」を基本の考え方として、安定供給のための取り組みを推進。生産現場における監督から菌の分散管理まで、あらゆるリスクに備えることで、私たちの医薬品を安定的にお届けするための体制を整備・実現しています。

品質の安定

長期間にわたり継続的に製品を製造するうえで大切なのは、つねに均一な品質のものをつくりつづけられること。そのため、さまざまな変動要素を把握し、より的確に予測できるシステムを構築。安定した生産につなげています。

オートメーション化

品質と生産性を両立させるため、先進的な自動制御技術を取り入れたオートメーション化を推進。できるだけひとの手を介さない工程を実現することで、安全かつ安定した品質の生産をつづけることをめざします。

検査システム

原材料の受け入れから包装にいたるまで、各工程に厳正な検査基準を設定。カメラ監視、目視検査など、何重ものチェックを実施することで、安全性および品質を確保しています。

菌の分散管理

初代種菌を研究所に保管するとともに、製造用種菌を研究所、綾部工場に分散して保管。災害など不慮の事態に備えたバックアップ体制で、企業の財産であり、医薬品を求める人々にとっての財産でもある菌を守っています。