培養設備
私たちの医薬品づくりの原点となっている、オリジナルの医薬品原薬6菌種。その培養から原薬製造までを担うのが、培養タンク、遠心分離機、凍結乾燥機、スプレードライヤーを備えた菌培養棟です。培養タンクで培養された菌は、分離から乾燥まで、可能な限りひとの手を介さないようインラインで製造され、原薬として完成。独自の設備によって、安全と品質を追求した医薬品原薬がつくり出されています。
生産品目
医薬品原薬6菌種(アシドフィルス、ガッセリ、フェリカス、酪酸菌、ビフィズス菌ロンガム、納豆菌)
培養から原薬までの流れ
テクノロジー
温度やpH、酸素濃度、通気量、攪拌回転数など。それぞれの菌特性に応じて、培養タンクの設定を緻密にカスタマイズ。自動搬送、各種パラメーターの自動制御などを取り入れ、できるだけヒトの手を介さない工程の製造ラインを構築。最新のテクノロジーを集結させた設備が、菌の安定培養を支えています。
モニタリング
培養タンクの運転データ、運転履歴を常時記録するのはもちろん、万が一、温度やpHなどの条件が設定値外になった場合は、センサーが自動感知して即座にアラームを発信。高度なモニタリングシステムの導入により、安全かつ安定した培養を実現しています。